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2016/11/01 中毒

家族にほぼ常に何かを馬鹿にする人がいる。

正確には自分以外の誰かが間違っているとしてそれを口に出している。

 

たぶん、その人は自己評価を自分で修正しようとしているのだろう。

あいつが悪い。間違っている。そういう人の言いたいことは実は主張なんぞ変わっていない。

言いたいことはシンプル。「私は悪くない」や「私は正しい」だ。

 

なんでそんなことを言いたいかというと、多くの場合はそれがインスタントに自分を肯定できるからだ。

自分を肯定できるにはある程度何か成し遂げたほうが根拠を持てる。私は~だから意味のある人間だ。という風に。

しかしそれは労力がいる。努力や時間がいる。

だから誰かを攻撃することで「自分は何もせずに」同じ効果を狙う。足を引っ張っているのだ。

 

しかし、そういう他者への攻撃は癖になる。楽だからだ。そしてそれ以上に効果が切れるからだ。

人を貶しても自分は実は何も変わっていない。だから遅かれ早かれ自己評価はまた落ち込み始める。

それをインスタントに回復するために人をけなす。

そうやってけなす中毒患者になっていく。

 

もしかしたら、他者への攻撃が慢性化するのは攻撃性などという他者との関わりではなく、「怠慢」というあくまでも自分で完結する問題なのかもしれない。